【前編】1,600万円のコストをかけて朝会を実施するのはなぜ?

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株式会社キュービック朝会

おはようございます!日中の気温がだいぶ温かくなり、毎日襲いくる眠気と必死に戦っている社長室PRのなおきです。

気温が高くなると、ベッドからなかなか出られないなんてことありますよね。私は毎日そんな状態です。

そういえば「朝を制する者は一日を制す」という言葉がありますが、あなたは一日のはじまりとなる朝に習慣づけていることはありますか?

朝といえば、さまざまな企業で朝会や朝礼が盛んに導入されていますよね。例に漏れず、キュービックでも朝会を実施しています。

私はこれまで、毎日何となく朝会に参加していましたが、この「朝会」、実はものすごく考えられた仕組みだったんです!

ダラダラしがちな朝会

朝会や朝礼と聞くと、「話が長くてつまらない」「聞いていてだるい」など、マイナスな印象を持つ人が多いのではないでしょうか?

発信者が同じ顔ぶれだったり、事務的な連絡事項の共有だけだと、「朝から疲れる」「朝会なんかもういいから早く業務に戻りたい」と、不満が続出してしまう可能性があります。

私も子どものころ、小学校で校長先生のつまらない話を立ったまま聞き続ける朝礼の時間は、嫌でたまりませんでした。

しかし、気持ちが緩んでダラダラしがちなこの朝会に、会社は結構なコストを割いているらしいのです!!

一年で約1,600万円もの人件費が発生している!

頭を悩ます3人

仮に、朝会に参加している従業員が200名、朝会にかかる時間を10分とします。

それを、200名×10分で計算した場合、朝会に費やしている時間は2,000分!

つまり、毎朝33時間以上も朝会に費やしている計算となります。

時給が2,000円、一年間の営業日が250日だと考えると、トータルで約1,600万円もの人件費がかかっていることに、、、。

ここまで膨大なコストがかかっているとは知らず、朝10時に出勤して「なんとなく」で朝会に参加していた私、、、。(恥ずかしい!)もっと真剣な気持ちで参加しなくては!!

しかし、これだけの時間とコストをかけてまでどうして朝会を実施するのでしょうか?朝会には、どんなメリットがあるのでしょうか?

なぜ膨大な時間とコストをかけてまで朝会を実施するのか?

GOAL

貴重な時間とコストをかけてまで、会社が毎日朝会を行う理由について私なりに考えてみました。そして、4つのメリットを発見しました。

メンバーの小さな変化に気づくことができる

キュービックの朝会は、全メンバーで円をつくり、「おはようございます!」と挨拶するところからスタートします。

毎朝輪になって、挨拶をするメンバーの表情を見ていると、ひとりひとりの小さな変化に気づくことができます。

「**さんヘアスタイル変えたな!その話題で今日のランチは盛り上がろう。」
「なんだか今日の**さんは、ちょっと元気ないな。あとで声をかけてみよう」
「**さん、なんだか顔色がよくないみたい。体調がイマイチなのかも。今日はチームで**さんの仕事をフォローして、早めに帰してあげよう」
「今日の**さんはエネルギーがみなぎっているな〜!いいことでもあったのかな。聞いてみようっと」

こんな風に一日のはじまりで人の変化に気づくことができると、その日一日のコミュニケーションの取り方も変わってくるもの。

話の種を見つけることができるので、社内のコミュニケーションが活性化しますし、このようなメンバーの変化への気づきはマネジメントの観点からもとても重要です。こうした小さな気づきの積み重ねが、メンバー同士の信頼関係構築にもつながっています。

ノンバーバルな情報共有が可能になるのは、朝会という場の大きな価値の一つといえます。

伝える力が磨かれる

続いて2つ目のメリットは、大人数の前で発表をすることで発表者の伝達力が磨かれていくということ。

キュービックの朝会では、毎朝社員2名が前に出て気づきを発表する時間があります。

最近あった嬉しいニュース、マネジメントについて、前職とキュービックを比較してみてどうか、など全社にとってプラスになる情報であれば話す内容はなんでもOK。

しかし、総勢200名以上(社員80名、インターン生130名)もの大人数の前で何かを伝えるというのは、そう簡単なことではありません。

緊張でしどろもどろになったり、話すことに精一杯になってしまうのは当然。(私も、アルバイトの面接のときに極度の緊張で口の中がパサパサになり、言葉に詰まってしまったことがありました、、、)

どれほど緊張しやすい人、あがり症、話し下手な人であっても、大人数の前で発言をする経験を積んでいけば、発信力は必ず上達していきます。

また、発信する順番が定期的にやってくることで、常にアンテナを高く張りながら情報感度の高い状態を維持できるのもよいものです。

理念への理解が深まる

そして、3つ目は会社の理念浸透によって、組織全体の一体感を高められるということ。

近年、経営理念の浸透が企業で働く従業員の満足度・顧客満足度を高めるためにとても重要である、ということが明らかになっていることをご存じですか?

理念浸透がきちんとできていない会社の従業員は、「なんのために働いているのだろうか」「なぜその業務が必要なのか」ということが分からなくなるため、「どうせ数字でしか評価されないんでしょ」と会社に対する満足度が低くなるのだそう。

また、そうした従業員の満足度は仕事への姿勢や態度にも影響します。例えば接客業なら、顧客への対応などにもダイレクトに表れることでしょう。結果として、顧客満足度の低下も引き起こしかねません。

理念浸透がきちんと行われていない会社では、会社への信用問題に発展するリスクを伴っていると思うと恐ろしいものです。

経営理念の浸透を高めることによって、従業員が活き活きと働ける職場環境の構築につながり、組織の一体感を高められる。

ここには約1,600万円もの人件費が発生するとしても取り組むべき価値があると思います。

ちなみに、キュービックではこの効果を得るための施策のひとつとして、毎朝社長がいろんな話をしてくれています。

短期的、中期的、長期的に会社がどこを目指すのか、社員個々の気づきや会社全体における課題の共有に対し、社長は何をどう感じているのかなど。経営者の考えや経営の方向性やビジョンを示す場として役立っています。

すぐに実践しやすいメンバーの共有

最後4つ目は、日常業務ですぐに活用できる気づきを得られるという点。

仕事をしていると、どうしても行き詰まって方向性がわからなくなってしまったり、どう解決すれば良いのかがわからなくなってしまったり、悶々とすることが多々あります。

先ほどもお話しましたが、キュービックでは80名近くの社員がそれぞれの気づきを順番に発信していくので、違った角度で物事を捉えたり、抱えていた問題解決の糸口を見つけられたりと、新たな成長機会を発見できるのです。

仕事をするうえで必要となるメンタリティや、上司や後輩とのコミュニケーションの取り方、仕事の依頼の仕方など、その日からすぐに実務に落とし込める有益な情報が非常に多いのです。

実際にインターンの私は、社員の皆さんの共有によって問題解決のヒントを見つけられたり、仕事との向き合い方を見直す機会を持てたりと、勉強になった部分がたくさんありました。

というわけでここで少し、これまでの朝会で私が参考になった話をひとつ紹介します。

「ドラクエ化」

武装している男性

私がこれまで参加した朝会で最も参考になったのは、キュービックで動画やデザインを担当している社員の共有です。

「私は幼いころからサッカー選手になることが夢でした。

当時、好きだったチームのユースに入団するということだけを目標に掲げ、英語もイタリア語もまったくしゃべれない状態のままイタリア入りした私。

しかし、それは無謀な行動だったとすぐに気づきました。

いくらサッカーの技術に自信があったとは言え、言葉が全く通じない日本人に対しての風当たりは非常に強く、現地のプロたちからは見下され話すら聞いてもらえなかったのです。

たとえ言葉が通じなかったとしても、一念発起してイタリアに来たからにはそう簡単に諦めるわけにはいきません。

そこで私が思いついた方法が「ドラクエ化」です。

RPGの主人公は、手当たり次第村人に声をかけて徹底的に情報収集を行います。

日常生活では抵抗を感じる「知らない人に声をかける」という行為も、自分がRPGの主人公だと思えば当たり前の行動。

どんなに恥ずかしくても、声をかけることを躊躇していたらイタリアでプレイするという夢は叶いません。

くだらないプライドや恥じらいは捨てて、下手な英語でも身振りや手振りで積極的に色んな人に声をかけ、情報収集をしたり、英語の本を買って独学で勉強したりと、自分に足りないものを埋めようと必死でした。

もちろん、孤独を感じたり、虚しくなったり、心が折れそうになる瞬間は何度もありました。

しかし、その場の迷いや怖さに動じることなく、恥ずかしがらずに積極的に話しかけることで言葉の壁を乗り越え状況を打破したのです。

こうした地道な努力の甲斐あって、長年の目標であったイタリアのプロサッカーチームのユース入りという念願を果たしました。

それからも私は、困ったとき、追い詰められたとき、苦しいとき、この方法を使って目の前に立ちはだかる壁を乗り越えています」

今思い返してもいいお話ですね。私がこの共有を聞いたとき、とても心に響きました。

さて。ここまでは、朝会の実施によって会社にもたらされるメリットについてお話をしてきました。【後編】では、働く社員が得られるメリットや他の会社が行っている朝会についてをご紹介します!

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