「石の上にも3年」は嘘?転職のタイミングは人それぞれ

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こんにちは。社長室マネージャーのザネです。

2017年も1か月が過ぎ、もう2月です。年々、月日の経つスピードが早くなっている気がしてなりません。
ところで、1月から2月は転職が盛んになる時期だと知っていましたか?

そこで今回は、転職について私から少しアドバイスさせてください。

自分に合った会社に入ることは難しい

どんな会社で働くのか、就職活動をする人にとっては、ライフプランを考える上でもっとも重要なテーマの1つだと思います。

今こうして就職について語っている私自身も、1社目に入った会社が合わずに転職をしようかどうか、とても悩んでいた時期がありました。

父が歯科医、母が薬剤師という真面目な家庭で育った私は、両親の「安定した道に進んでほしい」という期待で押しつぶされそうになりながら、学生時代を過ごしていました。

将来に対する漠然とした不安を抱えて、毎日過ごしていたことを今でも鮮明に覚えています。

結論から言ってしまうと、私は両親の期待を裏切り、自分自身に挑戦し続ける道を選びました。決意するまでには色々な苦難があったのですが、それはまた別の話なので割愛します。

両親の反対を押し切ってまで選んだ道を歩み始め、「後戻りはできない」「これは下手なことできないな」と考えていた矢先に、私は「なぜ若者は3年で辞めるのか」という本に出会いました。

この本には、なぜ若者が3年以内に仕事をやめてしまうのか、さまざまな理由が記述されていて、当時の私の心にはとてつもなく響く内容でした。

そしてこの本を読み終えた時、私はどんな会社でも絶対に3年は続けてみせると心に固く誓ったのです。自分は他の若者とは違う、そう思っていました。

そんな私が初めて選んで入った会社は、大手の通信キャリア会社でした。入社の理由は、知名度が高く、勢いもあってイケている会社に見えた。ただそれだけです。そこの会社で私は、携帯電話や固定電話の法人営業をすることとなりました。

ところが、「絶対に3年は続けて見せる」とあれだけ強く誓ったはずの私は、3年どころか2年も経たずして1社目を離れることとなります。

なぜ続けられなかったのか

A Man Brainstorming with I Quit Concept

なぜ続けられなかったのか、その理由は本当に単純なものでした。自分の適性にどう考えても合っていなかった、これに尽きます。

あれだけ意気込んで入社した私を待っていたのは、ワクワクの無い毎日。電話回線がどのような仕組みになっているのか、携帯電話の●●プランがいくらなのか、ネットワークの回線がどうなっているのか、通信に関する知識をひたすら頭に詰め込む日々が続いていました。

本当に辛かった。電話回線がどうなっていようが、携帯プランが高かろうが安かろうが、私にとっては本当にどちらでもよかった。

この仕事を好きになろうといくら頑張っても、通信技術や電話回線に興味を持てませんでした。

周りにいた人たちはというと、私が思っていることと同じような愚痴をこぼしていました。

それでも私が「もう少しやってみよう」と思えたのは、不平不満を口にしながらも、現場に戻ればしっかり働くみんなの存在です。

それに、この仕事を始める時に3年は続けると誓っていたので、このまま辞めたら両親に顔向けできない、そんな変なプライドが邪魔をしていました。

この道を選んだ自分への責任感と周りの支えもあって、辛い状況でもなんとか前を向いていられたのかもしれません。

大切なのは自分のキャリアプランと向き合うこと

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入社してから1年が過ぎ2年目に突入した頃、私は20代の残りの人生をより強く意識するようになります。

どうしてそんな風に感じるようになったのか、何がきっかけだったのかは全く思い出せません。

「これから先このままでいいのだろうか、自分の興味もない仕事に日々時間を費やしていくことに、もっと不安を持つべきなのではないか」と、これからの自分の将来への不安がどんどん大きくなっていきました。

このままなんとなく今の仕事を続け、4~5年かけて営業のリーダーになり、その後7~8年目で課長になって、、、。

本当にこのキャリアプランでいいのだろうかと、不安で不安で仕方がありませんでした。

そんな不安が頭をよぎるだけで仕事に身が入らず、あれだけ支えだと感じていた周りの人たちとも距離を置くようになっていったのです。

そしてとうとう私は、2年目の冬に転職を決意。

今でもこれだけははっきり言えます。3年続けずに転職したことを、私は一切後悔していません。むしろ、本当に良かったとさえ思っています。

本当に石の上にも三年って正しいの?

 

あれだけ強く「絶対に3年は続ける」と意気込んでいた私がたった2年で会社を辞め、それでも後悔せずにいられるのはなぜか。

それは、20代で過ごす3年というのは、その後の人生において計り知れないほどの大きな影響力を持っているからです。

「石の上にも3年」ということわざがありますが、本当にその必要があるのでしょうか?

ただなんとなく過ぎていくだけ、自分に合わないと感じている場所で、価値ある3年を無駄に消費していいのでしょうか?

「自分はこのままここで働き続けていて、本当にいいのだろうか」。そうやって現実と将来へのギャップに苦しみ、悩んでいるのだとしたら、無理をしてまで3年も待つ必要はありません。

要するに私が言いたいのは、なんとなく耐える3年間には意味なんかない、ということ。

「とりあえず3年」を信じるのではなく、自分のキャリアにとって最良の選択とは何なのか、ということを常に意識して欲しいのです。

一番簡単に答えを導き出す方法はただひとつ。「その仕事が自分に適性に合っているのかどうか」と、自分に問いかけてみることです。

自分に合っていない仕事にとりあえず3年、と縛られているのはあまりにもったいない。

あなたの適性に合った仕事とは一体なんでしょうか。すぐにわかるものではないかもしれません。しかし、やりたい仕事と自分の適性に合った仕事というのは、実はものすごく近い関係性にあるように感じます。

仕事は適材適所です。全ての人が営業向きではないし、ライター向きではないし、エンジニア向きでもない。

これまで、延べ10,000人以上のキャリアを見てきましたが、あなたの適性に合った仕事は、必ずこの世のどこかに存在します。これは間違いありません。

よく、「3年以内に辞めるやつは、逃げグセがついて何をしても続かなくなる。」なんていう言葉を耳にします。

自分のことを言われているのかと、ギクリとした時期もありました。しかし、本当にそうでしょうか?

確かに、与えられた環境の中で目的意識を持ちながら頑張ることは大切ですが、本当に今後もその仕事を続けていくのか、自分のキャリアを全力で注げることができるのか、しっかり考えていくことの方が大切だと思いませんか?

繰り返しになりますが、ただ精神的苦痛に耐えるだけの3年間にはなんの意味もありません。

3年以内で辞めることは、決して恥ずべきことではないのです。

「この先このままでいいのだろうか」とこれからの自分の未来に不安を持ち、今の会社を辞めたいと悩んでいる方。

ぜひ立ち止まって自分のキャリアについて、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

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