作業時間8割削減、施策精度大幅UP!キュービックのコンテンツマーケの現場を変えたCMAとは

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こんにちは。キュービック経営推進室PRチームの岡冨です。

入社してまだ2か月ほどの新参者なので、キュービックのことをもっと知りたい!もっと知らなきゃ!!と日々、いろんな人にいろんなことを聞いてまわっています。

今回はキュービックのエンジニア部隊であるICTセンターについて、同部署の北野さんにお話を伺ってみました。

北野さんは現在、2つのシステム開発プロジェクトのリーダーをしています。ちなみに岡冨はITリテラシーの低い人間なので、ひとりだとちょっと心細く……たまたま通りかかった上司の菊地さんに同席してもらうことにしました!

ICTセンターってそもそもどんな部署?

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キュービックのICTセンターは、アプリ開発や新規事業のプロダクト開発、社内IT環境の整備などをおこなっているエンジニア部門です。社内では通称「ICTC」と呼ばれています。

ちなみにICTとは「Information and Communication Technology」の略。キュービックのマーケティングスキルとテクノロジーの融合を目指して、そのために何ができるかを常に考えながら業務に取り組んでいます。

北野さん8(リラックスした笑)

<Profile>
北野 琢也(Takuya Kitano)
2016年12月入社。大阪府出身。二言目には野球への愛がとまらない人。
入社して間もない頃に、「何かのシステムリリースしたいよね」という漠然としたミッションを与えられ、現在は、”CMA”と”CA2”という情報分析ツールの開発プロジェクトリーダーとして活躍しています。

CMAって何のためのツールなの?

北野さん2(対談)

岡冨「早速ですが、まず北野さんの携わっている2つの開発プロジェクトについて教えてもらってもよろしいでしょうか」

北野「もちろんです」

岡冨「まずは、CM…CM……B?」

北野「Aですね(笑)CMA」

岡冨「失礼しました!!そのCMAがどういったものなのか、お伺いしても良いですか?」

北野「CMAはContents Media Analysis(コンテンツ・メディア・アナリシス)の略で、簡単にいうとメディア(Web媒体)運用のためのシステムです。システムについて説明する前に、キュービックのビジネスについて、先に説明する必要がありますね。

キュービックでは、コンテンツマーケティングをおこなっています。コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって有益かつ説得力のあるコンテンツを制作することで、ユーザーの関心を引き寄せて信頼を獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法です。そこでまずは、より多くのユーザーに自社メディアを見てもらうことが重要となります。そのためには、自社メディアのページがGoogleの検索結果において上位表示されることは必須です。

岡冨さん、Googleの検索結果で1位に表示されるのと2位に表示されるのでは、ユーザーに見てもらえる確率がどれくらい変わると思います?」

岡冨「うーん…2倍くらいでしょうか」

北野「お、いい回答!もちろんそのキーワードにもよりますが、2倍から3倍近くも差が出てしまうんですね」

岡冨「3倍近くも…!」

北野「ちなみに上位に表示されるために大切なことは、そのページがユーザーにとって本当に良いものであるかということです。

たとえば、その検索キーワードを入れるユーザーが知りたがっている情報について丁寧に説明されているということもそうですし、適切な画像や動画を用いて分かりやすく整理されているということもそうですし、表示に時間がかからず快適に閲覧できるということもそうです。ユーザーにとって使いやすいもの、親切なものがGoogleに選ばれています。ですから、記事の内容はもちろん、より分かりやすい見出し、視認性や操作性の高いデザインなどが大事なんですね」

岡冨「なるほど」

北野「とはいえ、ページを上位表示させることはとても難しく、思うように順位が上がらないページも当然出てきます。今まではそうしたページに対して、担当者がまず入念な下調べをおこない、どのような施策を施すべきなのかを検討していました。これがものすごく根気や時間を必要とする作業なんですよね。人の労力に比例してヒューマンエラーは起こりやすくなりますから、ここに課題がありました。

加えて、どのページに施策を施すかの判断はコンテンツディビジョンのマネージャーにしかできない。そんな属人性の高さにも課題があった。それらを解決したのが、『CMA』なんです」

岡冨「なんだかすごそうなのは分かったのですが、あまりピンと来ないです……」

菊地「北野さん!メディア運用をしたことのない人にもCMAのすごさが伝わるように、具体的にどんな変化が生まれたのかをやさしく説明していただけると嬉しいです!」

北野「やさしく、ですね。わかりました。えっと、メディア運用でコンテンツページを修正または追加作成する際には、

1.Googleアナリティクス(アクセス解析ツール)でサイトのユーザー数やユーザーの流入経路を確認

2.サーチコンソールで、ユーザーがどんなキーワードで検索をしたのか、どのページをどれくらいの時間見たのかなどを確認

3.1と2を踏まえて分析・検討し、マネージャー承認を獲得

※サーチコンソール(Google Search Console)・・・主にGoogleの検索結果でメディアサイトのパフォーマンスを監視・管理できるツールのこと

この3つの工程を経て、施策をおこなっていたんです。

それこそ電卓とか叩きながらおこなうアナログな作業だったのですが、CMAだとこの一連の作業が全て自動でおこなえるようになりました!

つまりCMAを使用することで、作業時間を今までの8割近く削減することができたんです」

CMAによって作業を減らし、パフォーマンスを上げる!

北野さん5(真剣)

菊地「めちゃくちゃ近未来的になったってことですね!」

北野「それだけじゃないんです。施策の成功率も倍に跳ね上がりました。今までは多くの工数がかかっていたにもかかわらず、施策の成功率は30%前後とさほど高くなかったんです……。そこで、実際にキュービックが運営する、日本最大級の脱毛口コミサイト『エピカワ』のメディア運用でCMAを使ってビフォーアフターを検証してみました。そうしたら、30%くらいだった施策成功率が66%にまで上がったんです。導入前から”CMAを使えばもっと成功率が上がるはず!”という自信があったのですが、ここまで上がるとは思っていなかったので正直嬉しかったですね。

これは、CMAが正確にデータを解析し、精度の高い施策を立案して、実行できたということの証だと。そう胸を張って言える成果だと思っています」

岡冨「作業時間の削減と施策率の向上が一度にできたのですね!施策の実行判断が属人化していたという課題もそれによって解決できたのですか?」

北野「はい。CMAは、コンテンツディビジョンのマネージャーの頭のなかをシステム化できたといっても過言ではないくらい、作業を標準化させることに成功しました。というのも、現状マネージャーが関与しなくとも、それに近い結論を導き出せるようになったんです。マネージャーに頼らずとも、メディアのディレクターやインターンの誰もが共通の判断をできるようになりました。それにより、人為的なミスも大幅に減っています」

良いことづくし!CMAのこれから

北野さん4(笑)

北野「現状CMAは、キュービックの全メディアに導入しているのですが、社内実用度としてはまだまだ低いんです」

岡冨「そうなんですか?良いことづくしなのに、なぜ使われないのでしょう?」

北野「どんなシステムを導入するときも同じなんですけど、今まで人の手でやっていたことをシステムに任せるというのは、やっぱり心理的に抵抗があるものです。

たとえば、自動車の運転を完全にシステムに頼るのはちょっと怖くないですか?

その人の経験でしか判断できないというところも確かにあるんだと思います。だから施策の実行判断を下すところまでは、システムに頼りたくないと考えている人は多いんじゃないでしょうか」

岡冨「属人化した業務の改善はやはり、システムが結果を出して信頼を獲得することでしか、なし得ないということですね」

北野「そうですね。どうすればCMAに任せてもらえるようになるか、いま試行錯誤しています。

実際にCMAを使って、成果が上がるのを体験してもらうのが一番ではありますが、なかなかそうもいきません。任せてみて売上が落ちてしまったら取り返しがつきませんから、当然です。

僕らとしては人の経験に基づく直感も大事にしたいので、まずは既に導入しているチームと定期的にミーティングを重ねて、現場から吸い上げた生の声などもCMAのシステムに取り入れられるようにしていきたいと考えています。フィジカルな部分の計算式も作って丁寧に取り入れていって、CMAをよりヒトに寄り添ったシステムに作り上げていきたいですね」

岡冨「フィジカルな部分も計算式として取り入れるなんて、頼もしすぎます!システム開発の分野においても、やっぱり大切なのはヒト・ファーストということなのですね」

北野「そうです。ディレクターがもっともっと本質的でクリエイティブな仕事に注力できるよう、引き続きCMAをより良いものにしていきたいと思います!メンバーにはぜひ、人にしかできない仕事、システムでは代替不可能な仕事に集中できる環境を提供したいです」

岡冨「それは今後の展開が楽しみです!!」

CMAについて尋ねてみて

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多忙なICTセンターのエース、北野さんと上司の菊地さんを捕まえて、お話を伺った甲斐あって、私の低すぎるITリテラシーが少しだけ上がった気がします……!

北野さんをはじめとするICTセンターの皆さんの活躍は、実はCMAだけにとどまらなかったのですが、あまりに画期的なシステムへの驚きがすごすぎて、一旦お腹いっぱい……。

ということで、北野さんが携わっているもう一つのシステム、『CA2』についてのお話はまた次回に!

次回は開発当時の裏話についても語っていただきます!!お楽しみに~

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