“本気”で強みを活かしにゆけ!ー浦高OBのベンチャー企業社長が語る『未来の働き方』

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こんにちは、経営推進室の田中です。突然ですが、私は今代表の世一と、世一の母校である埼玉県立浦和高校に来ています。

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生徒たちの元気な声が響く廊下を進み、応接室に入ると浦高OBがずらり……!OBの皆さんの職業は弁護士・医師・ジャーナリストなどさまざま。実はこれから、浦高が主催する『世界を支える仕事人講座』の講師の一人として、キュービックの代表である世一も登壇するんです。

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2014年、”スーパーグローバルハイスクール”※に指定された浦高では、生徒が将来世界で活躍することを視野にいれた教育を取り入れています。その結果、浦高を卒業後に国外の大学に進学する生徒も少数ながら、増えてきています。

※スーパーグローバルハイスクール…通称SGH。文部科学省が指定した、国際的に活躍できる人材育成を重点的に行う高校。

 

そんな浦高の研究課題に「新しい価値を想像し、世界のどこかを支えるグローバル・リーダーの育成」というものがあります。

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今回の講演会は、グローバルな人材育成の一環として浦高が企画したものです。世界を支える仕事人として羽ばたく、かつての浦高生に教鞭をとってもらう。そして、浦高生の心に火をつけ、未来の働く自分を意識した学校生活を送ってもらおう!という趣旨があります。部活に勉強、目の前のことに必死に取り組む浦高生たちにとっては、あまりにも抽象的な”働く未来”を少しでも明確にイメージしてもらえたら良いですね。

さまざまな職種のOBが登壇するなか、我らがキュービック代表の世一は、数あるベンチャー企業の経営者代表として講演します。いったい世一が母校の生徒にどんな話をするのか、私も楽しみです!

講演スタート!

会場となった視聴覚室には、世一の作成したスライドが表示されています

会場となった視聴覚室には、世一の作成したスライドが表示されています

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生徒「よろしくお願いいたします!!」

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今どき珍しいくらい快活なあいさつをする30数名の浦高生。世一の表情もほころびます。

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生徒たちが食い入るように見つめる図は、自己紹介がわりに世一が見せた「ライフライン」。自分の人生の中で、調子が良かった時期・悪かった時期を分かりやすくシートに示したものです。

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ベンチャー企業の代表取締役として、日々邁進していると思っていた代表の世一に、こんな上がり下がりの過去があったなんて……。

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「今、皆さんはどんな自分の未来を想像していますか?」

という問いかけから、世一の語りが静かに始まります。

「高校を出たら大学に入って、なんとなく聞いたことのある会社に就職して、30歳前後に結婚……そんな人生を、漠然と思い描いている人は少なくないと思います。僕もはじめはそう思っていました。しかし、結局は思い描いていたものとはまったく違う人生を歩むことになりました。僕は当初、弁護士になりたかったので、司法試験を何度か受けたのですが、全て落ちてしまったんです。法律の勉強をするためにはたくさんお金が必要なので、何か職を探さないといけないと思いました。ただ、いかんせん就活をしようにも、今まで司法試験の勉強ばかりしていたので、やり方が分からない。だから、僕にとっては起業する道しかなかったんです」

上野オフィス時代の業務風景

上野オフィス時代の業務風景

「大きな志があって会社をはじめたわけではなかったので、食べていけるくらい稼げたらそれで良いかなと思っていました。そんなときふと、浦和高校の強いカルチャーを思い出すんです。全員で本気を出して、一緒に頑張る、という仲間意識の強い浦高独自の文化です。浦高にいたあの頃みたいに、仲間と一緒に本気を出して仕事をしたいと思い直したことがきっかけの一つとなり、会社をベンチャーにつくりかえて、大きくしていこうと決意したんです」

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「その結果、この6年間で売り上げは24倍。創業からの10年間で、従業員数を45倍に増やすことができました。本気を出せば結果は出るんだって、身をもって知りましたね」

分からないことだらけだった

「最初は売上を作るのに必死でした。”自分の会社”ということは、ただ働いていても給料は出ないので……。まずは段々と自分の仕事を割り振ることのできるメンバーの人員を確保したら、次はさらなるメンバーの採用や既存のメンバーの育成のために時間を使います。そこも任せられるようになってきたら、次は組織開発や事業開発のための情報収集や資金調達をしなければならない。他にも、会社のビジョン設計や経営管理、事業戦略。社長としての自分の仕事はこんな感じです。でも会社には現在200人以上のメンバーがいて、皆それぞれ自分の仕事をしています。僕は会社員をしたこともなく、社長だからって分かることばかりではありません。分からないこともたくさんあります」

パソコンの接続がうまくいかず、悩む世一

パソコンの接続がうまくいかず、悩む世一

「さっきも、パソコンを使う会社の代表であるにもかかわらず、パソコンの接続の仕方が分からなかったんです(笑)。思えば浦高生のときは、学校のテストで習っていない問題が出ると”授業でやっていないのに点数が取れるわけがない”と文句を言うタイプでした。ただ仕事となると、”教えてもらってないのでできません”は話にならないんですね。そんなことを言っていると、あっという間に会社はつぶれてしまいます。だから、分からないなりにも、失敗したり迷惑をかけたりしながら、どうやったら抱えている課題を解決できるのか、会社が前進できるのかを考えました。考えながら、自分についてきてくれる、一緒に働くメンバーへの感謝の気持ちを忘れずに、会社を成長させていくことが非常に大切だと思います」

変動する社会で生き残れる人材になるために

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強みを見出し、勝てるフィールドで戦う!

自分の強みをはっきり言える人ってどれくらいいますか?」

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生徒一同「……(しーん)

「まだ、自分ではよく分からない人も多いですよね。たぶん、なんとなくなら思い浮かんでいる人もいると思うんです。足が速いとか、英単語を覚えるのが得意とか、人当たりが良いとか友達が多いとか。何でも良いので自分の強みを見出し、勝てるフィールドで戦うことが非常に重要なんです」

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「人ってつい、自分の弱点ばかりに目がいってしまうと思います。学校では、得意の数学をいくら頑張っても100点以上はとれない。数学ばかり頑張っていたら、英語も頑張りなさいと両親や先生に言われてしまいますよね。だから、いろいろな科目をある程度やらなくてはいけない。でも、大人になると100点まで、というような上限はなくなります。自分が勝てるフィールドで思う存分、勝負をすることができるんです」

これからの未来、求められる力

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「僕は高校生のとき、自分のことしか考えていなかったです。部活で失敗したら人のせいにしていたし、母親には反抗ばかり……。でも大人になると、他人の気持ちを考えて、”おもんばかる力”が必要になります。「なんであの人はあのときあんな表情をしたのだろう」「今この人たちはどんなことを考えているのだろう」「こういう言葉を検索する人って、何を求めているのだろう」というように。なぜこの力が必要になるかというと、近い将来、世の中の仕事の多くはロボット、俗に言うAI(Artificial Intelligence/人口知能)に持っていかれてしまうかもしれないからです」

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「そう遠くない未来、機械は人間を超えるだろうと予測している学者だっています。でも、AIにはできなくて人間にはできることも確実にあります。それが、先ほど触れた、人をおもんばかる力。自分以外の人間が、何を考えているのかとことん想像し、妄想し、その人が欲しいものを導き出す力。こういった力を鍛えていけば、将来求められる人材になっていくことができるはずです」

既存の仕組みを疑っていけ!

「浦高はそんなにたくさんのルールがあるわけではないですが、今ある仕組みを疑って、ルールをあえて破っていく力は大切です。”本当にこのままで良いのだろうか”、”このルール、本当に意味があるのだろうか”という風に、ルールを破るときって自分の頭ですごく考える必要があると思うんです。それがとても大切なこと。好奇心と想像力を爆発させて、更に良くなる方法を考えるんです。悲しいことに、大人になればなるほど、この力は鍛えられなくなっていくので、若いうちに思う存分、仕組みを疑っていってほしいですね」

さいごに

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「今表示されているスライドは、会社の社員旅行遍歴です。2013年・2015年・2016年と、人数がどんどん増えているのが分かります。ここまで会社の規模が大きくなった理由はとてもシンプルで、ただ本気を出しただけなんです。浦高の強いカルチャーを思い出し、会社を大きくしようと決意したとき、僕の見えていた景色が一気に変わりました。とにかく恐れずに、本気を出してみてください」

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「先日、ご縁があって浦高にお邪魔させていただいた(その時の記事はこちら)際も、昔の気持ちをすごく思い出しました。僕が通っていた当時と変わっていないところがたくさんあって、とても嬉しかった。あの頃の浦高の文化が今も根付いているんだとしたら、皆さんが本気を出したときはものすごい爆発力になるでしょうね。仲間たちと協力し合う”チーム”の強さが、浦高の強さです。仲間と一緒に本気を出す、ということを意識していけば、やがて世界を支えられる大人になっていけるのではないかと思います。だから今、学生生活で学んでいることを忘れず、しっかりと肥しにして、未来に向かっていってほしいです」

世一の様子を見守る杉山校長

世一の様子を見守る杉山校長

「僕は、自分で起業をするという選択をしたとき、とても勇気がいりました。皆と違う方向に行こうとしているわけなので、当然足がすくみました。ただ、そのとき背中を押してくれる大人が周りにたくさんいる環境だったので、ここまで来ることができたんです。だから、皆さんがもし人とは違う道へ行く決断をするときに、どうしても一歩前に進めなかったら、そのときは僕に連絡をください。僕が背中を押します

まとめ

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その後の質疑応答の時間も盛り上がり、生徒の興奮も冷めやらぬうちに終了した代表の世一による講演。楽しそうに世一の話に耳を傾ける生徒や、熱心にメモをとる生徒もしばしば見られました。

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浦高生にとっては、自分の未来を想像する時間、世一にとっては、過去を振り返りこれからの自身や会社の進む方向を改めて考える時間となったのではないでしょうか。こうして双方に実りのある講演会は、無事終了しました。

後日、社内の朝会で講演会の話をした世一は、最後にこう語っていました。

「『誰かの人生にキッカケを与える』というと、非常におこがましい表現になってしまいますが、誰かの背中を押すことや人生を豊かにするための一歩を踏み出す手伝いをするということは、とても価値のあることだと思います。“ヒト・オリエンテッドなデジタルマーケティングでみんなの明日が変わるキッカケを生み出し続ける”という会社のミッションにもあるとおり、僕たちは普段、画面の向こう側にいる人に向けてキッカケを提供しています。でもそれが目の前にいる相手なら、責任もより感じやすくなる分、伝え甲斐も増します。ネット・リアル問わずミッションに向かい続けていきたいですね」

この記事を読んで、世一に背中を押してもらいたいと思った浦高生、または全国の少年少女の皆さん!未来への一歩はこちらからどうぞ!(※「浦高の記事をみた」など添えていただければ、世一が対応します。)

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