広告費削減及び機会損失解消に成功!?キュービックのICTCが開発したCA2が生む未来とは

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こんにちは。キュービック経営推進室PRチームの岡冨です。

前回は、ICTセンター(通称:ICTC)の北野さんに、
情報分析システム『CMA』についてお話を伺いました。

今回は北野さんがプロジェクトリーダーとなって開発したもう一つのシステム、
『CA2』について、引き続き上司の菊地さんと根掘り葉掘り聞いていこうと思います!

よろしくお願いいたします!!

CA2ってどんなツール?

北野さん9(対談2)

菊地:では『CA2』というシステムについて簡単に説明していただいてよろしいですか?

北野:CA2は広告運用のためのシステムですね。ちなみに”CA2”という名称の由来は『Cuebic Ad Analysis(キュービック・アド・アナリシス)』の略です。

岡冨:”Ad Analysis”の頭文字のA2つで、”A2”なわけですね!?(まるですごい発見をしたかのような口ぶり)

北野:そう…ですね(笑)ところで岡冨さん、広告運用において重要なこととは何だと思いますか?

岡冨:うーん、広告というのは”宣伝のための投資”だと思うので、やはりその投資費用に見合った効果が出ること。要はコスパ?でしょうか??

北野:いいですね〜。 テレビのCMと同じようにインターネット上でも、広告を出せる場所というのは決まっているので、いわゆる”広告枠”というのは企業間で取り合いになるんですね。そのなかで、企業はよりコストパフォーマンスの高い場所に、最適な広告を出さなければなりません。定められた場所に価格を提示し合うオークション形式で場所を確保したあと、そこに広告を出し続ければさらにその分の費用がかさみます。ですから、広告を出稿したあとも、出しっぱなしにはできません。常にその広告が利益を出しているかどうかを見続けなければならないんです。それで、このまま広告を継続させるか、ストップさせるかの判断をしていかなきゃいけません。

しかしヒューマンリソースには限りがあるので、広告の数や種類が増えるにつれて、全ての広告を管理しきれなくなってしまいます。そういった問題をCA2は解決することに成功しました!

岡冨:ということはつまり、CA2もCMA同様作業を減らすためのシステムなんですね!

北野:はい。本来、広告運用で大切なのはROAS(広告費用対効果)を導き出して、それに基づき、運用を継続するか否か判断することなんです。

岡冨:ロア…?

北野:ROAS(ロアス)。分かりやすく言うと、”広告費用対効果”を示す指標のことです。広告に投資した費用が回収できるのは、ユーザーが広告を見てクリックした時点、ではありません。クリックした画面の先にある商品を購入する、あるいは会員登録するなど、こちらが求めている何らかの最終アクションをした時点ではじめてゴールとなり得ます。

広告を出した私たちが管理できるのは、ユーザーが広告をクリックして自社メディア内にいるところまで。ですからそのあと本当にクライアントの商品を購入してくれたかどうかまでは分かりません。しかし、先ほど話したように、ユーザーの最終アクションまで知るためには、クライアントの管理画面の数字も集計しなければなりません。サイトの仕様によって、排出できる数字の単位が異なることもあります。その場合は都度、単位を合わせ直して計算しなければならないんです。

岡冨:大変そうですね…。

北野:そうなんです。お察しの通り、これが途方も無い作業で、時間も工数もすごくかかってしまうものでした。だから運用中は自社の管理画面で追える範囲までの数字をカウントすることで、その後の結果は予測して、運用継続の可否を判断していました。

岡冨:その妥協をすることでどんな問題があるんでしょうか?

北野:最後まで確認できていないということは、あくまで予想値で判断しているということになるので、本当はうまくいっていないかもしれない。あるいはその逆で、効果があるのにないと判断をしている可能性もあるということです。だからROAS(広告費用対効果)を自動計算することで確実に停止する広告を自動で判断し、広告費の削減及び機会損失を解消するシステムを開発しました。
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岡冨:おお!それがCA2ですか!

北野:そうです!本来は広告ひとつひとつのチェックをすべきなのですが、今は広告の種類や数が多く、それも工数がかかる要因となってしまいます。そこである程度、広告のジャンルや出す場所ごとにグループ分けをしてから、そのグループ単位で広告を見て、止めるというやり方をしていました。

でも、グループ単位で見ると効果が出ていないものでも、広告単位で見ると効果が出ているというものも実際にはありました。つまり、本来得られるはずだった売上も切り捨ててしまっていて、非常にもったいないことをしていたんです。

そういった機会損失もなくし、より効率的に広告運用全体の売上をアップさせることができるのが、CA2なんです。

開発にあたっては相当な苦労が……。でも努力は報われる!

第11期下半期総会で最優秀チーム賞に表彰されたICTセンターチーム (写真中央、前列左から3番目が北野さん)

第11期下半期総会で最優秀チーム賞に表彰されたICTセンターチーム (写真中央、前列左から3番目が北野さん)

岡冨:開発にあたって一番苦労された点はどこですか?

北野:開発期間ですね。このプロジェクトが始動した時点では、まだ明確な要件まで固まっていなかったんです。だからまずヒアリングにかなりの時間を要しました。

技術的にはそれほど難しい内容ではなかったのですが、納期までの時間があまりにタイトで苦労しました。正直僕は初めて納期を知ったとき、胃が痛くなっちゃいましたけど…。チームのメンバーは一周回ってウキウキしてました(笑)。

菊地:一種のハイみたいなやつですね(笑)。

北野:でもやっぱり、実際に各メディアに導入してもらって「すごく仕事が楽になります!」とか、直接フィードバックをもらえると嬉しいですね。何よりも前回の第11期下半期総会で『最優秀チーム賞』を受賞したときに、他事業部の人たちから最優秀がICTで良かったと言ってもらえたときが、一番嬉しかったです。

岡冨:それは嬉しいですよね。努力の甲斐がありましたね!

北野:はい。でもCA2は、まず円滑に運用していくことが今後の課題となっているフェーズのシステムなので、まだまだこれからが勝負ですけどね。

僕たちは当たり前をくつがえさないといけない

北野さん10(談笑)

岡冨:ちなみにこういったシステムが全部自動化できるようになった場合、人がどんどんいらなくなっちゃいますよね…。

北野:そうですね~。CMAによるメディア運用の場合でいえば、今キュービックが運用している全メディアを10人ぐらいで全てまわせるようになっちゃうかも知れないです。(笑)

岡冨:そうなったら私たちってクビですか…?北野さんもっとのんびり仕事してください!

クビ

北野:いやいや、決して社員をクビにするという意図ではもちろんなくてですね(笑)。

実際、自動化したからといって人の手が完全に必要なくなるわけではなく、修正する部隊に人を割かないといけないような気がします。今は考える時間が多くて手が塞がってしまっているけれど、考えずに進められる部分が増えれば、その分、手を動かせるようになるということなんです。

もっとみんながクリエイティブな仕事に時間を割けるようになるということなんです。

岡冨:なるほど!それはすごく良いことですね!

北野:システムを導入するメリットは生産性が高まって、それだけ会社の成長速度を上げられるということ。だけど、それだけでは企業として限界があるので、もっと深いところまで考えていくと、やはりまず今までの当たり前をくつがえさなくてはいけないと思います。

岡冨:今後どのようなシステムを作ってくださるのか、期待しかないです!お忙しいなか、いろいろと教えていただき、ありがとうございました!!!

まとめ

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北野さんをはじめとするICTCの活躍を2回に渡ってお届けしましたが、いかがでしたか?

業務を自動化することは決して楽をするためだけでなく、その先にできることを見据えた、まさに未来のための取り組み。そしてそこでも大切なのは、とことん人に寄り添う「ヒト・ファースト」。その理念が浸透しているからこそ、本当に痒い所にまで手が届く、画期的なシステムを作ることができるのだと思います。

ICTCという部署について、はじめは「とにかくかっこいい名前の部署」という印象だけが大半を占めていましたが、きちんと業務理解を深めることができて良かったです!

今後のICTCの活躍にも目が離せませんね!それではまた!

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