『新規事業脳』を活性化せよ!『ビズ基地(ビジネスキッチン)』イベント第3回開催!【後編】

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キュービックは今、これまで培ってきたマーケティング技術を活かし、事業開発会社として更なる進化を遂げようとしています。そこで、事業開発の諸先輩方からいろいろと学ぶべく、ビジネスキッチン(通称ビズ基地)主導のもと、定期的にゲストを招いたイベントを開催。

第3回目となる今回は、リクルートライフスタイルに所属しながら、スマートフォンで簡単にできる精子のセルフチェックキット『Seem』を立ち上げた入澤諒(いりさわ・りょう)さんをお招きし、トークセッションを行いました。

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前編に続いて、後編でも世一さんとのトークセッションの様子をお伝えします。また、質疑応答コーナーでは入澤さんの考える「チームでの働き方」も伺えました! 白熱の様子は記事の後半で。

トークセッション

新規事業のイメージと実情
世一:お話を伺えば伺うほど、よくある新規事業の開発とはいくつか違う点があると感じています。元々入澤さんが描いていた新規事業開発・ビジネスディベロップメントと、今やられていることで大きくイメージが違った部分はどこですか?

入澤:私は、もともとそこまで確固たるイメージを持っていませんでした。

ただ、社内で新規事業を長く考えている人は消費者の需要を先に調べてマーケットインで始める方が多いですね。リクルートだとこれを「見立てる」って言うんですけど、市場を見立ててから仕事をはめていくから、みんな仕事が早いですね。

私はモノをどう売るかというプロダクトアウト寄りの点で苦しんだので、頭を使う点では似たり寄ったりでしたけど、考える段階が全然違いました。

世一:そうなのですね。ちなみに会社の中でやらず、外でやるという選択肢もあったと思うのですが。社内でるか社外でやるかは、何によって決めようと思っています?

入澤:新規事業を始めるには課題が必ず最初にあるじゃないですか。なので、課題を解決するうえで一番成果の出そうなやり方でやればいいかなと思っています。

世一:ご自身で起業されるっていうのは選択肢としてありますか?

入澤:なしではないですけど、絶対したいって訳でもない。それが一番やりやすければ起業も選択肢に入るかもなあっていうぐらいですね。

新規事業の立ち上げに強いリクルートのなかでも、他にあまり類のない方法で「モノづくり」というさらなる扉を開いたという訳ですね。
さて、トークセッションはここで終わり。次は質疑応答へ進んでいきます。みなさん、入澤さんに興味津々。次から次へと手が挙がっていきます。

質疑応答

―――自分が妊活・不妊治療の当事者でないにも関わらず、事業に熱を持って続けられた理由をお聞かせください。
入澤:いま続けている理由はやっぱり感謝されるからですね。Web系とかIT系だと新しい命に繋がるサービスってあんまりないじゃないですか。だから社内でSeemを使ったメンバーに赤ちゃんが生まれたことがすごくうれしくて、「続けるべきだな」って思いました。

―――新規事業の組織づくりで意識していらっしゃることは?
入澤:「今いるメンバーの強みや弱みを仕事に上手く当てはめて、いかにしてチームとしてパフォーマンスを出せるか」というところを重点的に考えています。

仕事を進めていくうえで「こういうスキルセットの人が欲しいな」と思う時はもちろんあります。でも誰が来たってその人が持っている力をこの仕事に100%出しきれるか言えばそうでもない。ないものをねだるよりかは、いろんなスキルセットやモチベーションを持つ人のパフォーマンスをいかに上げるかという観点でチームビルディングを頑張っています。ただ、仕事の渡し方や人の見極めは重視しています。それを踏まえた上で「誰でもやれる」ようなチーム作りをしたいと思っています。

質問が続く中、世一さんが『Seem』のパッケージについて入澤さんに質問を投げかけました。鮮やかな緑色のパッケージは不妊治療のイメージとはちょっと離れた印象を受けますが、実は色やデザインにも秘密が。海外での展開や、男性だけでなく女性でも手に取りやすいシンプルな装丁になっています。

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世一:デザイン周りについてはどんな方策で進めたんですか?
入澤:社内にある事業会社に持って行って、クリエイティブディレクターと議論して決めていきました。

『Seem』のプロダクトデザインでは、業界の裾野を広げる意識を持ちました。今現在不妊に悩んでいる人よりも今後妊活する人に広げていきたいというイメージがあったので、使用へのハードルを下げたい点が一番大きかったです。

ヘルスケア系のサービスだと、メインカラーは真面目さや清潔感がある青とかにしがちなんですよ。ただ、青にするとより医療機器らしいイメージに近づいて結局ハードルが上がってしまうと考えました。なので、なるべくライトさや手軽さをアピールしたくて緑を選びました。

世一:ピンクとかじゃなかったのはなんでですか?
入澤:「精子」で「ピンク」だとなんとなくいやらしいイメージが出てしまうんですね。赤も精力剤に近いイメージになってしまうので、想定とは違うねと判断しました。

ただ、結果として緑のパッケージってドラッグストアの棚ですごく映えるんですよ。特に妊活系の売り場ってオレンジ・ピンク・赤が多いので、『Seem』の什器があるととても目を引きます。店舗での目立ち方までは考えてなかったですけど、結果としてはすごくいい結果になりました。

入澤さんには1時間以上に渡ってたっぷりとお話を伺いました。
トークセッションを終えた後は、入澤さんも交えた懇親会。
今回は株式会社キッチハイクさんにお願いして、季節の食材をふんだんに取り入れた立食メニューを用意してもらいました。

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「梅と十六黒米のひとくちおにぎり」「ソイミートのからあげ」など定番メニューのアレンジから、「イチジクとチーズのデザートサラダ」など変わり種も。普段の軽食とは一味違った秋の恵みをおいしくいただきました。

アサヒビールさんより試飲缶の協賛もいただきました。ありがとうございます!

今回はこれにてお開きとなりましたが、ビズ基地主催のイベントは今後も随時開催予定となっています。メンバーの活躍と合わせてご注目ください!

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